古館由佳子 Yukako Furudate (ジプシーヴァイオリン)
岩手県宮古市出身。桐朋学園大学音楽学部卒。2006年、ハンガリー国際ジプシーヴァイオリンコンクールにて、審査員特別賞、レメーニ・エデ協会賞、ハンガリー演奏家・舞踊家協会賞、をそれぞれ授賞。ヴァイダ・ジプシー・コンサート・オーケストラの共同設立者兼ソリスト。
2012年6月には、ハンガリー国立博物館のコンサートに招聘された。これまでに、シャーンタ・フェレンツ、ロビー・ラカトシュ、ラースロー・ベルキ等と共演。
2014年ロサンゼルスで行われたWCOPA(ワールドチャンピオンシップ・オブ・パフォーミングアーツ)で、６つの部門においてそれぞれ金メダル受賞、加えて四つのカテゴリーにおいてチャンピオンとなる。宮古市の実家は東日本大震災で被災。

コヴァーチ・カーロイKovács Károly（ジプシーチェロ）
ブダペスト生まれ。６才の頃からチェロを始め、８才の時にライコー芸術学校のオーケストラに入団を許される。
その後、世界的に有名なジプシーヴァイオリニストのバンドメンバーとして活躍。ホンヴェード民族舞踊団にソロチェリストとして10年間在籍。クラシックの分野でも、「ベル・カント・レストラン」にて、オペラ歌手等と毎日の演奏ステージをこなした。
サライ・アンタルのバンドでは、シドニーのオペラハウス、ニューヨークのカーネギーホール等で演奏。
最近では、横浜の高級レストラン、「アルテリーベ」でバンドリーダーとして何度も来日している。

バログ・デジュー Balogh Dezső（ジャズピアノ）
ブダペスト生まれ。バルトーク・ベーラ音楽院にてクラシック音楽を学んだあと、世界的に有名なジャズピアニスト、サクチ・ラカトシュ・ベーラの門下生となる。
16才の頃からハンガリー国内外のジャズクラブで演奏し、2000年には、ブダペスト国際ジャズフェスティバルのコンテストで優勝。その後、モンテカルロにあるホテル・ド・パリの最上階にあるアメリカン・バーや、同じくモンテカルロやモナコのカジノやキャバレー、ジャズクラブ、特に有名なモナコ・スポーティングで演奏。2012年3月には、モナコのアルベール王子の誕生日での演奏に招かれた。2014年5月ブダペスト・バー・ピアニストコンクールで優勝。2014年のベストピアニストの称号を獲得。